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映画館レポート~ザ・ヒロサワ・シティ ミニシアター~

映画館紹介
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2022年4月16日、茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティ内に新たな映画館がオープンしました。

ザ・ヒロサワ・シティは広沢グループが運営する複合テーマパークと言える場所で、ゴルフ場を中心に美術館やレストラン、レールパークやこども園など多種多様な施設の集合した老若男女問わず楽しめる体験が味わえる場所になっています。

映画館のお話を伺った際、プレオープン中でまだ開放していない施設を一部見学させていただいています。姉妹ブログのイバタン。に記事をアップしているのでこちらも是非ご覧ください。

ザ・ヒロサワ・シティ ~自然・健康・文化の郷(まち)~一足先に見学!
筑西市にあるザ・ヒロサワ・シティ。担当の方にまだ準備中の施設の一部を見学させて頂けましたので、今回は一足早くザ・ヒロサワ・シティの魅力をレポートします!

〇ザ・ヒロサワ・シティ 公式ホームページ:

ザ・ヒロサワ・シティへようこそ│ザ・ヒロサワ・シティ|茨城県筑西市
ザ・ヒロサワ・シティは茨城県筑西市のテーマパーク。恋人の聖地にも選定されました。美術館、ゴルフ場、レールパーク、航空ミュージアム、パークゴルフ場、オフロードコース、バーベキュー場、農園、花木園などを集めた「自然・健康・文化」がテーマの廣澤グループの郷(まち)です。

トップページから各SNSへアクセス可能です。

〇連絡先:
TEL 0296-45-5601 FAX 0296-45-5602

〇場所:
〒308-0811 茨城県筑西市茂田

今回は茨城県のミニシアターでは2館目となるザ・ヒロサワ・シティ ミニシアターについてレポしていきます。

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板谷波山生誕150年記念上映

板谷波山(本名 板谷 嘉七)は茨城県下館出身の陶芸家で波山の名前は筑波山を元にしていて映画内でも描かれています。

ザ・ヒロサワ・シティ内にある廣澤美術館では「東西の巨匠展 板谷波山と富本憲吉」が開催されており、映画で板谷波山の物語を知った上で実際の作品を見る事が出来るという非常に貴重な体験を味わう事が出来ます。

※2022年7月時点の上映です

板谷波山生誕150年記念上映1
板谷波山生誕150年記念上映2
映画館とは思えないかわいらしい外観。
板谷波山生誕150年記念上映3
板谷波山生誕150年記念上映4
板谷波山生誕150年記念上映5
今ではすっかり見なくなった映画の手書き看板。水戸東映シネマや水戸テアト西友でよく見た映画看板職人 井桁豊さんの作品が。
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チケット購入後はそのままシアター内に

HAZANは一般・大学・専門学校生が1200円、高校生が800円、中学生以下及びシニア・身体の不自由な方は600円となっています。車椅子スペース利用の方は要連絡です。

各回入れ替え制で座席は自由席になっています。入るとすぐに入場カウンターがあり、その先がシアター入口になっていてロビーがありませんが、ザ・ヒロサワ・シティ内がカフェやレストラン始め様々な見どころに溢れているので待つ時間は気にならない所かうっかり上映時間を過ぎない様に気を付けたいくらいです。

チケット購入後はそのままシアター内に1
このレシートがチケット変わりになります。購入後シティ内を見て回ったり再入場する際に必要なのでなくさないようにしましょう。

現在ザ・ヒロサワ・シティがプレオープンである事とコロナの蔓延防止対策でマスク着用及び飲食については飲み物のみとなっています。自販機がミニシアター外にあるので購入はそちらからとの案内をされました。

またトイレは劇場後方の扉の先にあります。足の不自由な方や車いすの方は外から回り込んで入れるようになっています。

チケット購入後はそのままシアター内に2
チケット購入後はそのままシアター内に3
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シンプルな内装の中にこだわりが凝縮したシアター内

シンプルな内装の中にこだわりが凝縮したシアター内1
かわいらしい外観と異なり、落ち着いた映画館らしい空間。

新幹線グリーン車の座席を使用した客席

新幹線グリーン車の座席を使用した客席1
エクスプレスシートとでも呼びたくなる座席の並び。

このミニシアターの目玉が新幹線のグリーン車で使用されていた座席を採用している事です。贅沢な気分で快適に映画が楽しめる他にない魅力があります。

映画館好きだけに納まらず鉄道ファンにとっても注目の座席です。

座席は全席リクライニングが可能になっていて最前列でもリラックスして鑑賞出来ます。

新幹線グリーン車の座席を使用した客席2
新幹線グリーン車の座席を使用した客席3
自分は後方の席で軽く座席を倒して見ましたが前の席に被ることなく鑑賞出来ました。

新幹線の座席としての機能がそのまま残っているのが何とも楽しいです。

新幹線グリーン車の座席を使用した客席4
ひじ掛け内のトレイを引き出して使用出来ます。ひじ掛けのカバーを・・・
新幹線グリーン車の座席を使用した客席5
パカッと開けます。
新幹線グリーン車の座席を使用した客席6
手前に回すように中の板を取り出し・・・
新幹線グリーン車の座席を使用した客席7
内側に倒します。
新幹線グリーン車の座席を使用した客席8
ひじ掛けのカバーを閉じたらミニテーブルの完成。
新幹線グリーン車の座席を使用した客席9
テーブルは開いて大きく利用する事も出来ます。
新幹線グリーン車の座席を使用した客席10
前の座席には・・・
新幹線グリーン車の座席を使用した客席11
フットレストが。
新幹線グリーン車の座席を使用した客席12

前の座席にはフックもあります。

迫力の大スクリーン

迫力の大スクリーン1

スクリーンは200インチでおおよそ縦2.4m・横4.4mのサイズになります。80~90席の映画館で6~7mのスクリーンサイズのシアターも多いので座席数が48席という事を考えるとなかなかのサイズです。

スクリーン前にはに幅6.8m・奥行き約2.8mのかなり大きめのステージがある為最前列でも見やすく、迫力の映像を味わえます。

茨城県初導入のサラウンドスピーカー

茨城県初導入のサラウンドスピーカー1

スピーカーはJBLを採用。注目はサラウンドに設置されているSCS8。同軸ユニットを使用した定位に優れたサラウンドスピーカーでフロントスピーカーとの自然な繋がりが感じられます。茨城県初導入かつ全国的にも採用がまだ少ない機種です。

茨城県初導入のサラウンドスピーカー2
コンパクトながらJBLらしさ溢れるサラウンドスピーカー群。

今回鑑賞したHAZANではJBLらしい密度あるセリフにステージに広がる音楽、サラウンドまで回る焼き窯の炎、木々のざわめきや鳥の鳴き声などの奥行きある環境音を聞くことが出来ました。

プロジェクターはデジタルシネマプロジェクター

プロジェクターはデジタルシネマプロジェクター1

映写窓から見えるのはNECのDLPプロジェクターです。

投影は上下左右にやや余白を残してすべての画を映す形になっています。画の歪みもなくきっちりと描写されていました。

非常口灯は消灯しませんがステージ奥にスクリーンがある事や作品に見入ってしまった事もあり、ほとんど気になりませんでした。

地域に根付く、地元文化と結びつくミニシアター

今回ミニシアターについてのお話を担当の方より伺う事が出来ました。

〇新幹線の車両について

使用している座席は東北新幹線のやまびこ、あおばで使用していたグリーン車の座席を使用しております。ザ・ヒロサワ・シティ内にはレールパーク(準備中)があり、実物の車両が展示されている事にちなんで採用致しました。

色違いの座席は取り外し・移動が可能になっており、車いすご利用のお客様がいらっしゃった場合の車椅子用スペースとして利用していただく事が可能です。取り外し、移動には時間を要する為予めお電話で連絡でご連絡頂ければと思います。

地域に根付く、地元文化と結びつくミニシアター1
車椅子スペースに変更できる移動式の座席。

〇上映素材について

今回のHAZANは過去作品である事からブルーレイ上映となっていますが、プロジェクターはデジタルシネマプロジェクターを使用している為、DCPでの上映も可能です。

〇スクリーン前のステージについて

十分なスペースを確保している為、舞台挨拶などの上映イベントの他、映画以外でのイベント、発表会なども対応可能です。過去には記者会見で使用した事もあります。

〇上映作品と今後について

今回の劇場オープンについて板谷波山生誕150年記念という事で美術館の展示と合わせてHAZANを上映しました。映画と美術品両方を合わせてお楽しみいただけます。

今後については大小様々な作品を上映したいと考えておりますが、特に力を入れたいと考えているのは地元筑西が舞台となった作品やロケ地として使用された作品です。

筑西にはロケ地応援団のようなものもある為、優先して上映を行いたいと思っています。

また、映画やドラマにおいて当ザ・ヒロサワ・シティ内でも撮影を多数行っていますのでその作品についても上映する事が出来ればと考えています。

一般的な映画館は静かに集中して見るのが定石ではありますが、作品によってはその縛りを排し、みんなで映画を楽しんで見れる空間にしたいとも考えています。

ザ・ヒロサワ・シティは現状すべての施設の準備が整っていない状態ではありますが、本格オープンに向け着々と準備を進めている所です。

ミニシアターにつきましても今後様々な作品を上映して参りますので新幹線のグリーン車の座席で、ちょっと贅沢な気分で映画を楽しんで頂きたいと考えています。

地域に根付く、地元文化と結びつくミニシアター2

最後に

お忙しい所貴重なお話をお聞かせ頂き、また準備中の施設を見学させて頂きましてありがとうございました。

ザ・ヒロサワ・シティの本格的なオープンまではまだ時間がかかりますが、施設の内容からも全国から多くの人が集まるテーマパークになる事は間違いないでしょう。

HAZANは美術品の展示と合わせ2022年9月4日まで上映予定となっています。この機に物語と作品を1度に楽しんでみてはいかがでしょうか?

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